by ばかぼん父
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2004年 12月 05日
日能研の初の個人面談に行ってきた。
前もって質問事項を提出しておき、来期のお勧めコースについて 質問に答えるという形だった。面談はクラス担当と呼ばれる 講師ではないスタッフの方と1対1で行われた。 息子の実力的には、R、G、Wの選択の余地のない、 しかも「カリテ基礎受験」の偏差値レベルとのボーダー領域だが、 我が家は質問事項のなかで、拘束時間の少ないWコースでの 「カリテの応用受験」を希望していた。 その上で、半年くらい続けて受けさせて欲しいと伝えた。 授業の理解度を見るためのカリテの国語と算数の二教科は、 100点分の共通問題と、クラスによって50点分の「基礎」と「応用」の どちらかを受験するのだ。 現行のシステムでは、「栄冠クラス」「マスタークラス」が応用受験、 「受験クラス」が基礎受験をしている。 その難易度は算数において「基礎」なら50点とれても「応用」なら0点でも不思議ではないくらいの大きな違いがある。 もし「栄冠クラス」と「受験クラス」の間を行ったりきたりするレベルだと、 子供にとって、負担が大きいのではと思っていたため、「応用受験を固定」してもらうことを交渉で勝ち取ろうと考えていた。 「応用」の難問が最初はできなくても当たり前だが、挑戦するうちに、共通問題を解く上での時間配分の必要性にも気がつくだろうし、いずれ当たることになる「壁」は、できるだけ早くに経験させたいと思うからだ。 かといって、余裕のない息子にいきなり「3倍」の拘束時間増加は不安が先にたつ。 小学校で5年の担任が宿題を多く出す教師になるかもしれないし、 経済的にも「消化不良」になりかねないものに、余計に出費するのは コストパフォーマンスが悪いとも考えた。 塾からのお勧めコースとして「Wコースで応用受験」を提示された。 塾としては私があくまで「Gコース」と言い張ったとしても、Wで納得させたいと考えていたようだ。 建前上は各コースのトップは同じレベルということだったが、塾としては 御三家を狙うならそれなりの、「渋幕」ならそれなりの授業をしたいため、 各クラスの生徒レベルを揃えたいのだと思われる。 残念ながら現時点では、息子はそのレベルに届いていない。 今回は親と塾の間で争点がなかったせいか、「公開模試の偏差値」に 関わらず「応用受験クラス」でしばらく様子を見てくれるということを 呑んでもらえ、親の希望が通った形となった。 息子の実力を、これまでのテストの結果を使って「Wコース」が 向いていることを説明されたが、息子が「長所」や「すれちがう」とかいう、 設問の中に普通に出てくる言葉の意味が判らないために 問題が解けないことまでは、塾は判っていなかった(当たり前だが^^;)。 息子ぐらいのレベルの場合、集団塾に全てを任せることには無理があるということだと思う。
by bakabon_chichi
| 2004-12-05 18:12
| 我が家の中学受験
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