by ばかぼん父
カレンダー
|
2004年 10月 27日
幼小一貫教育の検討提言、「小1問題」に言及 中教審
中央教育審議会(鳥居泰彦会長)は、21日の総会で「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方」の中間報告案を了承した。近く中山文部科学相に提出する。小学校に入学しても教師の話が聞けずに授業が成立しないなどの問題が出ていることを踏まえ、発達や学びの連続性が確保されるよう「幼小一貫教育」の検討を提言した。 中間報告は、小学1年生が学校に適応できず、学習に集中できない「小1プロブレム(問題)」に言及。背景には、家庭や地域社会の教育力が低下したことがあると指摘した。子どもを取り巻く環境の変化を踏まえ、幼稚園や保育園が、家庭・地域の教育力を補完する役割を担う必要があるとしている。 asahi.com (10/25) いやぁ、申し訳ない。 確かに、我が家は息子を「サル」のまま小学校へ入れました。 息子は、我が家は親が怒ると怖いせいか、家では大変「良い子」でした。 実は外で「我が儘放題」だったようで、幼稚園や小学校の保護者面談で、 初めて聞かされる我が子の悪行に毎回驚かされました。 かみさんが面談の後、帰ってから子供に質すと「僕はそんなことしない」と ウソをつき通そうとしてました。 (親の方が怖いからですが、ウソがバレると、もっと怖いことを知る前の話です) でも当時は、子供の言うことの方が正しいのではないか?と 騙されるくらいに幼稚園の先生の方を信じられませんでした。 いやぁ、すみませんでしたね。家庭の教育がなってなくて・・・ でも、家では躾けの行き届いた、見掛け上、本当に「良い子」だったのです。 近所でもキチンと挨拶をし、とても受けが良くて「良い子」と評判でした。 家庭と地域社会での教育力が、息子の「仮面」を見破れなくて、申し訳ない!! 確かに、幼稚園選びは間違えました。我が家のある地域の場合、 公立の幼稚園は存在せず、「寺」か「キリスト教」かの選択でした。 「野猿」のまま放置する幼稚園じゃなくて、教育してくれるところにすればよかったけれど、「野猿」のまま卒園するまで気が付かなかったんです。 家庭の足らない教育力を補完できない幼稚園に入れてしまい、申し訳なかったです。 私立幼稚園のなかには、「ひらがな」や一桁のたし算を教えたり、絵を沢山かかせたり、TVで見ましたが、雨でも雪でも毎日散歩させて鍛えて、富士登山まで敢行するところもあったりで、様々な教育方針の特色を出しているところがあります。 それに縛りをかけて、幼稚園から義務教育化したいのでしょうか? 今回わかったことは、 小学校の教師には、「サル」を「ヒト」になるよう教育することなど 出来ない人がなっているので、 幼稚園で「ヒト」にまで教育しておかなければならないって事、 もしくは、小学校教師のスキルが足らないことには言及せず、 元々その義務を負っていない、幼稚園の先生に責任を押し付けることが 平気な人が「中教審」の中、またはそのブレーンにいるということです。 ハッキリ言いましょう。私が見たかぎりでは、私が教わった時代に比べ 小学校の教師の教育力が格段に落ちているのです。 「教師」ではなく「公務員」になってしまい、 厳しくして保護者から突上げられるのを怖がって、 叱ることができないのです。 我が子が悪い事をしたときに、先生にお尻を叩かれたって、 「子供への愛」や「教え育てる」ためだったら、 文句を言うどころか感謝します。 それに文句をつける親がいたとしたら、その親の方に文句を言うでしょう。 怖がって何もしないうちに「教育」することが できなくなったのではないでしょうか? もちろん、全国的に全てそうだなんて、知らないので言えません。 ただ、中学受験、高校受験と地元公立の事情や、今回の幼稚園の話も 首都圏や地方都市、地域それぞれによって、事情が全然違います。 それをひと括りにして議論することに無理があります。 まず、国レベルで決めることと、各自治体で決められることを 明確に分けることから始めてはいかがでしょうか。
by bakabon_chichi
| 2004-10-27 19:13
| 教育について
|
ファン申請 |
||