by ばかぼん父
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2004年 10月 12日
息子が通っている塾は「日能研」です。
「日能研」は授業の定着度を見るカリキュラムテスト(通称カリテ)と 希望者は外部からでも受験可能である範囲のない公開模試の成績により クラスが上下します。 クラス内の座席順もテストの成績順にテストの度に変わります。 気の弱い子や諦めの早い子、神経質な子にはキツいかも知れませんが、 負けず嫌いな子,単純な子には向いています。 親には、自分の子と他の子の位置関係も「とってもわかりやす(い)(すぎる)」 仕組みです。 クラスは上に「マスタークラス」「栄冠クラス」があり、 その下に受験クラスが教室の規模に応じていくつかあります。 テキストは全クラス共通ですが、一部オプションでそれぞれ違った部分をする ようになってます。 息子は一番下の「受験1組」から始めて、4年次は2ヶ月に一度のクラス替えで、 栄冠クラスの一歩手前の「4組」まで、なんとかやってきました。 その経験からの印象を書きますと、 1組担当の講師は子供を勉強嫌いにさせないように指導しているようです。 塾からみれば、親御さんに「どうせ1組だから受験向きじゃない」と思われて やめられないように、子供を「日能研」好きにさせようとしている努力が見えます。 悪く言えば「お客さんを放しません」という感じですね。 講師は腕利きの部類でしょうか。 2組は講師の質では、1番ぬるい印象です。 子供にとっては、一番下ではないし、運が良ければクラス1位もとれるし 頑張らなくても「居心地の良い」クラスだと思います。 3組に上がると急に講師の教え方も説明会での塾の対応も受験塾らしくなりました。 同じ教材でも求められるものが厳しくなり、今までが、いかにやるべきことをやらされてなかったかを知りました。クラスアップして良かった〜と、思いました。 4組では試験のテクニックや覚え方などのお話が増えているようです。 本当に知るべきものを定着させるより、その大事なことはわかっている前提で、 テクニックを覚えて、効率良く勉強しようという感じです。 日能研はシステムができあがっており、講師間の差が少ないシステムだと 思っていましたが、実際に4教科X4クラスで16人の講師についての子供の情報や、 保護者会(1、2組向け、3、4組向けで話す内容や話す講師が違う)に出席した かみさんからの情報から、講師のスキルや考え方も様々だということを、 実感しました。 肝腎の息子は今回の公開模試で、またサブ50ワールドに戻ってしまったので クラスアップどころか、慌てずに、ひとつひとつ実力をつけるしかありません。 まず「受験組」でじっくり実力をつけておき、5年になってから 「栄冠」へというのが、当初からの計画でした。 「栄冠」以上になるとカリテの算国の選択問題が基礎から応用に変わります。 算数の応用はハッキリ言って難しい問題で、良くわかっている子向きです。 共通問題で満点近くをとれない子には、とても苦しい状況になります。 うちの息子は基礎問題なら満点とれますが、共通では7割5分。 時期尚早というほかありません。 ところがそのゆったり計画を見直さなければならなくなったかも? という事態になりました。 それは今週末に保護者説明会がありますが「日能研がシステムを変える」からです。
by bakabon_chichi
| 2004-10-12 20:00
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