by ばかぼん父
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2005年 05月 02日
子供の理科教育への不安が話題になる昨今だが、大人も既にひどい事になっているらしい。
科学常識このぐらいは--目安作り、文科省乗り出す YOMIURI ON LINE という記事がでていた。 どうやら1999〜2001年に世界17カ国の学術機関が連携して、18歳以上を対象に、11問の「科学分野の常識○×クイズ」を行ったところ、正解率は54%で13位だったらしい。 「あのアメリカですら63%で5位なのに」だ。約1問分の差があったことになる。 記事中に問題が掲載されていたが、その3問目。 〈3〉我々が呼吸に使う酸素は植物から作られた この答えが○になっていた。 おいおい、違うでしょ? 酸素は、植物が光合成を行う時に作り出すものだ。 問題文を読むと、「植物が酸素の材料になっている」と読むのが普通だろう。 科学常識を問いたければ、 「我々が呼吸に使う酸素は植物によって作られた」だろう。 誰が訳し、校正したのか知らないが、学術機関の関係者の中には、 日本語がかなり不自由か科学常識の無い人しか、いなかったようだ。 確かに、日本の大人の科学常識は、危機的だと思える。 ----------------------------------------------------------------- この記事に「5号館のつぶやき」さんが、TBしてくださいました。 どうやら、このような問題だったと言っているのは、読売の記事だけであり、 政策研ニュースでは、 「我々が呼吸に使う酸素は植物が作ったものである」と記載してあるらしい。 学術機関の関係者の方にはお詫びいたします。 そして、日本語がかなり不自由か科学常識の無い人しか、いなかったのは、読売新聞のこの記事の関係者だったと、訂正いたします。 追伸:ヨミウリの記事だけではなかったそうです。文科省の役人にも、日本語がかなり不自由か科学常識の無い人がいるようです。
by bakabon_chichi
| 2005-05-02 18:20
| ちょっと社会派
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