by ばかぼん父
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2005年 02月 28日
文科省は「ゆとり」で3割削減された「今の学習指導要領は最低基準だ」から、
それ以上を教えて良いと、はっきりと示した。 それを受け、金沢市や、品川区などの自治体で、「うちはここまでできるようにする」と、独自の基準を作っているところが出始めた。 asahi.com 「学習指導要領超え自前基準 自治体動く」 自治体間、学校間で切磋琢磨し競争することで、よくなっていくというよりも、 教える側が、子供達の到達度を把握し、「足らないところをさらに教えるという気持ち」をもつことで、「教える」ということを「大事に考える」事が期待できる。 教育するということに対して、これまで以上に誠実に向き合ってくれそうで、大変良い事だと思う。 その一方で、「義務教育」の昔のイメージは、全国どこへ行っても同等の教育を受けられる(はず)というものだったが、これからは、自治体の教育に対する「やる気」や「考え方」をよく吟味して、住む場所を決める必要が有るということになる。 交通の至便性や物理的な環境なら見学に行けば解るが、自治体の「やる気」や 「能力」は、住んでみて、他の場所と比べてみてからでないと、 気がつかない事が多い。 小学校だって、入学して授業を受けてみてからでないと解らない事が多いのだ。 市によって、土地の値段が違うのは「それなりの理由」があるのかもしれない。 これから、よりよい教育を受けたり、ハッピーな老後を送るためには、 定住する「以前に情報を知る能力」が重要だと思う。 私がこれに気がついたのが「ローン」で身動きが取れなくなってからだった。 息子よ、父の失敗を「私学へ入学すること」で、「災い転じて福となす」としてくれ。
by bakabon_chichi
| 2005-02-28 17:18
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